ソーラーパネルを屋根に設置する際、自宅の屋根がどのようなタイプの屋根なのかにより設置できるソーラーパネルと設置方法が異なります。
また、屋根のタイプと方角によってはソーラーパネルの設置が不向きだったりします。
日本の屋根のタイプは、日本で一般的とされる切妻屋根と寄棟屋根と、鉄筋コンクリート造りの住まいだと陸屋根が多くなります。
屋根の最頂部の棟から地上に向かって二つの面が本を伏せたような山形の形状をして傾斜している屋根である切妻屋根に太陽光発電システムを導入する際、切妻屋根は2面だけで屋根が構成されているため、シンプルな屋根形状となっています。
そのため、ソーラーパネルの設置面に関しても面積を確保しやすいため、無駄なく設置できるタイプの屋根になります。
切妻屋根に太陽光発電システムを導入する場合、屋根の面がどの方角を向いているかにより、ソーラーパネルによる発電効率が変わってきます。
屋根の片面が南を向いていれば、ソーラーパネルも南面に設置することで効率的に発電できます。
しかし、屋根の片面が東を向いていると、南面への設置と比べて発電効率が落ちる傾向にあります。
けれども、切妻屋根は屋根の面が大きいので設置面積を確保しやすいため、発電面積が大きいソーラーパネルを選ぶことで発電効率を高めることができます。
2面だけで屋根が構成されている切妻屋根は、片面が南を向いていると太陽光発電システムの発電効率が良くなるので、ソーラーパネルの設置に適した屋根とされています。
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